1月25日~1月29日
水瓶座06度 0125 金 4:51 ●仮面をつけた人物が神秘劇で儀式を演じる ★全ての人は舞台上で役を演じている 水瓶座07度 0126 土 4:28 ●卵から生まれた子ども ★つるつるしてるから捕まえられない 名前も顔も不明 水瓶座08度 0127 日 4:05 ●美しく着飾ったロウ人形がディスプレイされている ★シミュレーションゲーム 水瓶座09度 0128 月 3:42 ●鷲へと変化する旗 ★計算通りに世界を構築 水瓶座10度 0129 火 3:20 ●ある時期人々の理想を具現化した男がこれは自分自身の理想ではないと気がつく ★役柄もない私 看板をすべて取り去る ◆水瓶座06度~10度のおはなし◆ 私はよく鏡をみるほうだと思う。 鏡なしでは私は私を見ることはできない、何人たりとも自分自身の顔を自分の目で見ることはできない。。。っしょ? 鏡の中の私さんはいつも色々な顔をしている、んだよねー。 今日私は、付き合っていた男にどうやら振られてしまった。その旨伝えるメールに、シャワーから出たら携帯がピカピカ点滅していて気がついた。男はずいぶん年上のずいぶんお金のある人で、全面ガラス窓の高層階のバーでいつも夕暮れからデートした。夜が来て外が闇になると人影がガラスに映る。それを見ているのが私は好きで、そこにいる彼と私のシルエットも気に入っていた。 なんだぁ、じゃぁ、あのバー、もう行けないんだ、ちぇっ。ちっ。ふーっ。 。。。あれれ、なんだか私泣いてるんだな。。。 羽織っていたバスタオルで顔を覆ったらどんどん涙がでてきた。うわぁーどうしょう、なんか肺のあたりが痛い。ちょっと待てよ、私、まだ素っ裸だ。。。とりあえず髪を乾かすためにバスタオルで頭をカシャカシャ掻き回しながら洗面台の前に立ったら、鏡のなかの赤い目をした私さんと目が合った。グシャグシャ頭で、素っ裸の私さんは、お風呂上がりなのに血の気がなく目の縁だけが赤い。骨の浮き出た肩にぺたんこおっぱい。うーん、なんていうか、あっさりしたヌードだね。なんか薄くて白くて情けない感じ、でも悪くない、面白い。私は思いついて裸の私さんを写真に撮った。泣いている顔も、もっとよく見てみたくなって、もう一度悲しくなってみた。ボロボロ涙が落ちていく、ずいぶん悲しいはずだし、落ちていく涙は大粒でぺたんこおっぱいの上を転がり落ちていくけど、鏡のなかの私さんは号泣にはほど遠く大人しい。ふぅん、このレベルの涙だと割とかわいいものなんだな。はい、もう一枚カシャリ。 洗面所でのヌード撮影会、色んなポーズをとってみた。人体は不思議な形状をしている。この形である何らかの理由がきっとあるのだろうけど、その理由を知らない私からするとこの形は奇妙だ。特に頭と中心部分にだけ集中して生えている毛は不思議。だけど、よくよく観察すると下の毛の位置は中心よりやや下なので、もう少し上のほうがバランスがいいようにも思うけれど。でもなぁ、おへそまわりにだけ集中して毛が生えているとすると、今よりもっとその存在理由が見つけづらい、だろうなぁ。 あ、またいつもの感覚がやってくる。鏡のなかの私さんが知らない人になる。知らない人、あるいは知っている人なのだけれど私ではない誰か。ええと、誰だっけ。。。。私の形をした誰かがこっちを見ている。ええと、あなたさまはどなたさまでしたっけ、この感覚のとき、いつもそう思う。 次の日、男からまたメール。 ありがとう、いい写真だねぇ、少年みたいにきれいだ。手の平の携帯のなかにいる君を今までで一番近くに感じたよ、君は対面しているときでも架空の人のようだったから。この携帯ほどの重さすら感じさせなかった。どうしてかな、君は僕に何も要求しなかったからかな。高層階でデートはよろしくなかったね、僕も君も重力が必要なタイプだよ、地面に近いとこに居なくちゃね。僕は結婚する。だけどそれでも高いところは君に似合う、空中の君よ、僕は君のファンだよ、今も。 なんだ、結婚するんだ。。。 私だって、妻役だって出来るのにさーー、プレイとして 私、好きだったよ、たぶん あーあ 空中分解の君よ バイバイー こんな劇の一幕がありましたとさ。 鏡のなかの私さんは、モナリザの微笑。 ヘリオセントリックの流れ 獅子座06度 0125 ●保守的で古風なレディがヒッピーガールに出会う ★時のもたらす変化に直面 獅子座07度 0126 ●夜空に輝く星 ★永遠を基準に 獅子座08度 0127 ●共産主義の活動家が彼の革命思想を広めてゆく ★出っ張っりすぎたものを破壊 獅子座09度 0128 ●ガラス吹き職人が息を調節しながら美しい花瓶の形を作る ★生み出すためのエネルギーの集中 獅子座10度 0129 ●夜明けの光が野に広がって朝露がきらめいている ★受け止めて生まれる ◆獅子座06度~10度太陽から地球へ◆ ぶっ壊す生まれる ぶっ壊す生まれる 創造サイクル
by shizukushizuku
| 2013-02-01 07:10
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